
山の恵みに感謝!春の訪れを教えてくれる「ふきのとう」のシーズン到来
ここ山形でも寒さが和らぎ、春の訪れが感じられるようになった今日この頃。
私が楽しみにしていることのひとつに山菜採りがあります。
その先陣を切るのが春の使者「ふきのとう」
ふきは日本原産の多年草で、北から南まで日本全国どこでも見ることができるキク科の植物です。
ふきのとうとは、ふきの花の蕾のこと。
早春に地下茎から上がってきた蕾がふきのとうの正体です。
地表に直接顔を出すのが特徴で、淡いグリーンの苞にくるまっています。
ふきのとうはぐんぐんと高く伸び、やがて花を支える薹(とう)へと急成長します。
その後、ふきの雌株は筆先のような白い花を咲かせ、周囲には地下茎からふきの葉が生えてきます。
独特のほろ苦さがあるふきのとうは、早春の味覚として私を含め多くの人たちに好まれています。
山形で有名な「羽黒そば」8袋箱入り ↓

月山名物「山菜そば」

山菜採りでサバイバル ふきのとうの栄養
ふきのとうには「若返りのビタミン」とも呼ばれ、アンチエイジングの効果が期待できるビタミンE、骨や歯を形成するのに役立つカルシウム、ビタミンK、マグネシウム、貧血予防・改善に働く鉄や葉酸、さらにデトックス効果のあるカリウムやミネラルも多く含んでいます。
また、食物繊維も豊富なため便秘改善にも効果があります。
春を告げるふきのとうには、身体に嬉しい栄養素がたっぷり入っているのです。
但し、食べ過ぎには注意。
また、ふきの根は毒性が強いので食べてはいけません。
薹(とう)の部分が伸びたふきのとう ↓

ふきのとう定番料理の天ぷらや蕗味噌、煮物、炒め物、パスタまで
私の場合、採ってきたふきのとうは天ぷらや蕗味噌にしていただきます。
なるべく蕾が開いていないものを採るようにしていましたが、花が咲くまで伸びたふきのとうを炒め物にしても美味しいことを山で出会った見ず知らずのお爺さんに教えていただき、その味にハマりました。
ひざ丈まで伸びたふきのとうの花と薹の部分に生えた葉を落とし、水で洗ってからまな板の上で塩を振り、ゴロゴロと擦りつけるように手のひらで転がし「板ずり」をします。
4~5cmの長さに切り、熱湯で1分ほど色よく茹でます。
水に取って冷まし、水気を切ります。
フライパンにごま油を引き、酒、醤油、みりん、塩、砂糖などで味をつけていただきます。
今年はふきのとうのパスタ作りにも挑戦してみたいです!
伸びたふきのとうの炒め物
【材料】
・伸びたふきのとう 120g~150g
・ごま油、酒、醤油、みりん 各大さじ1
・砂糖 小さじ2
・塩 少々


野菜の値段高騰、令和のコメ騒動、その先に見えてきた飢饉 サバイバル
プレッパー ジョン・粉にとって衝撃的なニュースが入ってきました。
焼いたり炊き込みご飯にしたりすると、春の味を感じることができる旬の食材「タケノコ」
3月に入るとスーパーなどに並び始める時期なのですが、今年はその数がとても少なく、福岡県八女市にある道の駅では去年と同じ時期に比べてわずか100分の1、値段も去年の3倍に上がっているという事なのです!
その原因が「季節外れの寒波による成長の遅れ」という事で、これが地球寒冷化での食糧危機を予想するプレッパー ジョン・粉にとっては尚更衝撃的なのです。
最近の異常気象、特に異常な暑さや大雨の影響などでトマトなど野菜の生育が悪く、キャベツ、レタス、白菜、大根ほか私たちの主食であるコメの値段までもが信じられないほど高騰しています。
農作物の収穫が著しく減少して多くの餓死者が出る状況を「飢饉」と呼びますが、今の状況はもう飢饉に突入しかけていると言っても過言ではないような気すら感じるのです。
人類史上、日本各地、世界中で飢饉は繰り返され、その死者数及び酷い状況は想像を絶するものに違いありません。
今年も美味しい山菜がたくさん採れますように!



2024年から続く令和のコメ騒動問題。農林水産省はコメ不足を認めようとはせずに備蓄米の放出を行わなかった。2025年、コメの値段高騰が止まらない中、ようやく備蓄米の放出を決定したが時すでに遅し。最近では、この騒動が広がりを見せ始めている。今年の夏は一体どうなってしまうのか……。
ジョン・粉