山菜採りのシーズン到来

桜が咲き終わり、山菜のシーズンがやって来ました!

自然の恵み、山の恵みに感謝です。

私の場合、ふきのとう味噌で春らしい苦みを満喫した後は、こごみの出番です。

コウヤワラビ科であるクサソテツの若芽は「こごみ」と言い、山菜の中でも苦みやクセが無いためにとても食べやすく、シャキシャキとした食感が特徴です。

また、アク抜きが要らず茹でるだけでおいしく食べられるので、料理があまり得意でない私でも簡単に調理できるありがたい山菜なのです。

キャンプ用 薪割り手斧 ↓


こごみの見分け方

こごみは山里の草地、山地の湿っぽい林床、谷際などに群生して生え、湿り気のある場所を好みます。

伸び始めた葉の先が、渦巻き状にくるりんと巻かれている若芽が旬です。

ひときわ目立つ鮮やかな新緑色と茎にある白っぽい縦縞が特徴です。

翌年以降もまた生えてくるよう、株から全て採ってしまうのではなく、必ず芽を残すようにするのが山菜採りのマナーです。

山の恵みこごみの栄養

こごみには豊富な不溶性食物繊維がたくさん含まれています。

不溶性食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸収して大きく膨らみ、それによって腸の動きを活発にさせる働きがあるとともに、身体に有害な物質を吸着する性質があり、便として一緒に排出する働きもあります。

見た目通り、綺麗なグリーンにはβカトテンがたくさん含まれており、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に、また、皮膚や粘膜の細胞を正常に働かせ、免疫力を高める効果があります。

そして、抗酸化作用の強いビタミンEもたくさん含んでいます。

さらに、カルシウムを骨に定着させる働きがあるビタミンKが豊富で、ビタミンCも含んでいます。

大人気のコンパクトクッカーセット ↓


ジョン・粉の晩酌。日本酒をいただく ↓

醤油マヨネーズ味が合う

私の場合、採ってきたこごみは大体お浸しにしていただきます。

鮮度の良いものなら、サラダ感覚で生でも食べられますがサッと茹でるのが良いでしょう。

まず、採ってきたこごみを水に浸しておくと、付着しているゴミが浮いてくるのでそれを取り除きます。

こごみを流水できれいに洗い、鍋にたっぷりのお湯を沸かします。

塩を少し入れると良いらしいですが、私はそのまま2~3分程度茹でます。

茹で上がったら冷水でサッとしめるのが、きれいな色とシャキシャキ食感をキープするコツです。

5cmほどの食べやすい長さに揃えて、醤油マヨネーズで食べるのが最高!

晩酌でお酒がすすみます。

最後になりますが、近年全国的に熊の目撃が増えてきました。

山菜採りの際は、十分に気をつけましょう。

SOOMLOOM 薪ストーブ ↓


野草園で見事に咲く大山桜 ↓