
ゴールデンウィーク突入で山菜採りが本格化 サバイバル生活への道
私にとって、ゴールデンウィーク時期が山菜採り開始の合図。
……のはずが、今年は残雪も無く例年より少し早いシーズン到来のようです。
前回の「こごみ」に続くジョン・粉の山菜採りレポート第2弾、蕨(わらび)編。
【注目‼】
仮に世界的な食料危機が長期間続いた場合、山菜・野草・木の実・きのこ類は貴重な食料となるでしょう。
サバイバルをするのに、知っておいて損はありません。
私とわらびの出会いは、私が幼い頃までさかのぼります。
私の中で「山菜採り=わらび採り」と言っても過言でないほど親しみのある山菜です。
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シャキシャキした歯ごたえのわらび ↓


山の恵み山菜 わらびの見分け方
わらびはコバノイシカグマ科に属する多年性のシダ植物。
山地から平地まで、ぽかぽかとした日当たりの良い草原や野原、土手、伐採地などに生え、酸性の土壌を好みます。
若芽は握りこぶしのような形で、少し伸びるとその先端が枝分かれします。
茎は艶の無い深緑から赤褐色。
一度見れば、その特徴を覚えられる独特な姿をしています。
葉が開かないうちに若芽は根元から折り、伸びてくると少し上の「ポキッ」と折れる部分から採りましょう。
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切り口に少しぬめりがあるのがわらびの特徴です。
頭のモジャモジャ部分は個人的に食べませんが、アク抜きをすればモジャモジャ部分も食べられるとの事。
モジャモジャ部分の食感はボソボソしているので、一般的には好まれません。
食べる前の下処理に、必ずアク抜きが必要です。
私の場合は、わらびに重曹をふりかけてからたっぷりの熱湯をかけて一晩そのままに。それを水でよく洗って出来上がり。
美味しいわらびの一本漬け ↓


山の恵み山菜 わらびの栄養
わらびには食物繊維が豊富に含まれており、カロリーも山菜類の中では低い傾向にあります。
食物繊維は、腸のぜん動運動を促したり、腸内細菌のエサになったりすると言われているので、整腸作用が期待できます。
また、脂質や糖などを吸着して体外へ排出する働きもあることから、肥満や糖尿病予防としても注目されています。
加えて、抗酸化作用を持つビタミンEやβ-カロテンも豊富。
抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素の働きを抑えたり、活性酸素そのものを除去したりする働きのこと。
活性酸素は過剰に発生すると、脂質の酸化を促進し、動脈硬化を引き起こしたり、ほかにも癌や老化の原因となったりする物質なので、抗酸化物質の摂取はとても大切です。
さらに、皮膚や髪の発育を促す作用があるビタミンB2。
特に成長期の子どもにとっては重要な栄養素で、肌荒れやニキビを抑制する働きがあるとも言われています。
そのほかにも葉酸が含まれています。
わらびのお味噌汁で春が来た ↓


お浸し、または味噌汁でわらびをいただく
私の場合、採ってきたわらびはお浸しや味噌汁にしていただきます。
お浸しは、鰹節を少々ふりかけ、シャキシャキとした食感と滑らかな舌触りを楽しむことができます。
味噌汁は、豆腐との相性が良く、わらびから豊かで独特な風味の出汁が出るので春の季節を感じる一杯になります。
蕎麦のお店で食べるわらびの一本漬けも好きです。
山にでかけて山菜を見つける楽しみ、採る楽しみ、味わう楽しみを皆さんも是非どうぞ!
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プレッパーは家族の理解と協力がないと孤立しがちです。圧倒的数量の備蓄を無駄扱いの邪魔扱い。理由を真剣に話すほどその場の雰囲気が暗くなります。なーんて経験プレッパーあるあるです。我が家は備蓄品の購入資金が家計と別に私の趣味代 なので 「あればあるほど助かる」らしいのです。
ジョン・粉

