ロシアによるウクライナ侵攻開始 2022年2月24日 第三次世界大戦に発展か

2022年2月24日、軍事演習としてウクライナを包囲していたロシア軍が本格的な軍事侵攻を開始し、ウクライナ戦争がはじまりました。

ロシアのプーチン大統領は当時「特別軍事作戦」と称してウクライナの首都キエフ(後にウクライナ語の呼称 キーウに変更)を短期間で制圧できると踏んでいましたが、その思惑は外れます。

ウクライナ軍を各国が支援し、この戦争は2024年5月になってもその終わりが見えてきません。

まさに戦況は泥沼化しているのです。

瀬戸内産手摘み100%のオリーブオイル ↓


両国間の戦争で小麦の価格が高騰!シミュレーション通りの展開

ロシアとウクライナは世界有数の農業大国であり穀物輸出大国です。

特に小麦の輸出量はロシアが全体の約2割で世界ランキング1位、ウクライナが全体の約1割で世界ランキング5位。

ウクライナは「ヨーロッパの穀倉地帯」と呼ばれているのです。

そのウクライナでは戦争が始まって以降、穀物輸出が滞った上に、肥料の入手ルートが細り、農地が広範囲にわたって破壊されたため穀物生産が急減しています。

その影響は大きく、ウクライナ侵攻が始まる前から、新型コロナ感染症や異常気象により、世界の食料価格が上昇しているにも関わらず、戦争はこのインフレに拍車をかけ、飢餓で苦しむ人々が増加しているのです。


実際に起きた侵略戦争。迫り来る第三次世界大戦

ロシアのように「力」で一方的に現状変更を試みる行為や侵略は大半の国が「許されない」としています。

だから、そういった悪しき前例を作らせないためにウクライナを各国が支援するのです。

一方で、ロシアが敗戦すると困る国がロシアに荷担します。

こうして戦争は続き、支援する国々が戦争に巻き込まれていくのです。

ロシアのプーチン大統領が核戦力に言及し、ウクライナや欧米側を威嚇及びけん制していることは極めて憂慮すべきことであり、後戻りすることのできない第三次世界大戦へ発展する恐れがあるのです。

カウントダウンはもう始まっていると言っても決して過言ではありません。


「松島基地航空祭 2023」より ↓

イスラエルでのテロと報復。ガザ地区でも戦争 第三次世界の新たな火種

さらに新たな火種も。

2023年10月7日、パレスチナ自治区ガザ地区を実行支配するイスラム組織「ハマス」の戦闘員が、境界を越えてイスラエル南部を急襲したことで、イスラエル軍による報復が始まったのです。

戦争状態は未だに続き、イスラエルとハマスの間に停戦の合意はみられません。

ガザ地区では壊滅した地域が広がり街は廃墟となっています。

報復の応酬が遂にはイランによるイスラエル本土への直接攻撃、イスラエルがシリアに対する爆撃を実施するなどこちらも周辺国を巻き込みながら次第にエスカレートしているように見えます。

パレスチナ問題は複雑かつ凄惨な対立の歴史を繰り返してきましたが、食料不足が深刻化するガザ地区では多くの人びとが飢餓に直面しており、犠牲者が増加しています。

また、世界的な海上交通の要衝であるホルムズ海峡を巡り、イランが海峡を封鎖することも考えられ緊張が高まっています。


5月に開催される「薬師祭植木市」↓

戦後80年を迎える日本の将来と大切な平和維持

この数十年の中で、これほど毎日のように戦争関連の情報が流れてくることはありませんでした。

歴史上、第一次世界大戦ならびに第二次世界大戦は、最初から「世界大戦」を始めるつもりで始められたわけでは決してありません。

故に「第三次世界大戦は既に始まっている」とする学者、専門家の意見は数多く、私もそう考えています。

誰もが新たな世界大戦など起きないことを望むのでしょうが、ロシアによるウクライナ侵攻は越えてはいけない一線を越えてしまったのです。

双方の国とそれを後押しする国々が、もう後戻りできない状況になってしまったのです。


2025年の夏で戦後80年を迎える日本。終戦直後の日本は大変な食糧難に見舞われ、飢えに苦しむ人が大勢いましたが私はそれを経験していません。

第三次世界大戦が始まり、日本がそれに巻き込まれてしまうと私たちの生活が一体どうなってしまうのか、私たちに今できる備えは何なのか。

第三次世界大戦をシミュレーションしながら、自分の真上に核兵器が飛んでこない事を祈りつつ、粛々と備えるプレッパー「ジョン・粉」であります。

「薬師祭植木市 2024」で展示 ↓


そのまま食べられる「おでん」の缶詰 ↓


非常食の備蓄前に味見をして検討。味の好みも重要ですが、今ならまだコストパフォーマンスを考えるくらいの余裕はあります。パニックになるとそうはいきません。誰もが手当たり次第に食料品を買い漁り、商品棚はあっという間に空になるでしょう。さらに、供給が需要に追いつかなくなり、品物が手に入らなくなります。

ジョン・粉