プレッパーの私が知ったミニマリストな生き方

プレッパーの私が言うのも何ですが、ミニマリストという生き方を初めて知った時の衝撃は今でも忘れられません。

私は学生の頃、そして社会人になった時と実家を離れてひとり暮らしをしていました。

引っ越しの度に荷物の出し入れが大変だったことを覚えています。

当時の就職先は転勤が多いところで、これまた引っ越しが付きまとうのでした。

私のブログで以前に述べたので繰り返しになりますが、ミニマリストとは所有する物が極端に少ない人のイメージです。

しかし、ミニマリストである彼らの中にもレトルト食品・水・トイレットペーパーなどを備蓄している人はいます。

ミニマリストとは、その人の夢を叶える手段であって目的ではないのです。

夢を叶えるため、好きなものに時間やお金を使うことが出来るようミニマリストになる。

大事なもののために所有しているものを減らす人のようです。

長期保存アルファ化米わかめご飯 50袋 ↓


災害に強いミニマリスト

「荷物が少なく災害時にすぐ逃げられる」

「地震で家具の下敷きになる可能性が低い」

「被災地から誰よりも早く脱出する」

「安全で住みやすい場所に引っ越すだけ」

「足りないものは他で代用する」

なるほど、プレッパーの私から見てもスタイリッシュな生き方に思えます。

パソコン、スマホの操作が得意でない私にはハードル高すぎますが…。(笑)

ジョン・粉 おすすめ宮城県産長期備蓄米↓


数年前、テレビ放送で見たミニマリストを極める人の生活はさらに衝撃的なものでした。

部屋の中には冷蔵庫や机すら置かず、ドラム式の洗濯機の上がテーブル代わり。

食器を所有せず、購入してきた食べ物の袋に直接スプーンを突っ込み立ったまま食べていました。

食べ残すことをしないで、袋を捨てて食事終了です。

部屋での生活はパソコンとスマホがあれば大丈夫なその姿にカッコよさを感じ、ミニマリストに憧れる気持ちがわかります。

ところが、最近「ミニマリストやめた」との声が聞かれるようになりました。

一体、ミニマリストに何が起きたのでしょうか?


プレッパー ジョン・粉はミニマリストと真逆で備蓄量半端ない!

私のようなプレッパーは、とにかく水分と食べ物が手に入らなくなることを想定しているので、長期保存できる飲食料品、さらには日用品をひたすら集めて備蓄します。

今はローリングストックが備蓄の主流です。

同じようにミニマリストを目指す人は、本当に必要なもの以外はひたすら断捨離します。

はじめのうちは「あれを捨て」「これを捨て」満足感に浸ることができるでしょう。

しかし、物を捨て続けていくうちに「次に何を捨てるか」迷ってしまうらしいのです。

まあ、私から見れば「よくそこまで頑張った」と言うしかありません。

最も影響が大きかったのは、やはり「コロナ禍」でしょう。

そもそもミニマリストでいられるには、自宅周辺に24時間営業のコンビニエンスストアがあり、レストランがあり、それらを自分の家のように活用できることが生活のサポートになります。

この便利な立地条件で、さらに物流システムが正常であることが大前提なのです。

そして、ミニマリストが流行しているということは、飢えを経験することがない豊かな国の証だったのだと私は思います。

ミニマリストに人気!オートミール ↓


プレッパーの私が「ミニマリストやめた」の理由に共感

そこへ突如現れたコロナウィルス。

マスクやトイレットペーパー、消毒液などの品薄に始まり、飲食店の休業、自宅療養。

トイレや台所が使えない危機感に襲われ、方向性を一変させる出来事だったかもしれません。

そして、中にはミニマリストの素晴らしさを周囲に語り続けた結果、共感を得られずに孤立してしまったケースもあるようです。

これはプレッパーも全く同じことで、生き方や価値観は人それぞれなので決して他人に強要してはいけません。

時代がミニマリストの流行に逆風をもたらしたと考えます。

酷な話ですが、食糧危機に備えるプレッパーは仮に近所住民が飢えて次々と餓死していく場面になったとしても、飲食料品を分け与えることはしないと思います。

自分や家族の命を守るために備えているのですから。


ジョン・粉 愛用 西川の掛け寝具 ↓

ミニマリストでもプレッパーでも大災害への備えが大切

最後に、これも私のブログで以前に述べましたが、現代の日本は、都会・田舎に関係なく物流システムがしっかりしていてとにかく便利なのです。

災害が起きても支援され、復旧も早い。そういう姿を何十年と見てきているから誰もが安心しきっているのです。

では、未曽有の災害、地球規模での災害が起きたら?

南海トラフ地震が起きれば、その被害は東日本大震災と比べてもケタ違いの大惨事となるでしょう。

気候変動で食糧危機になれば、必ず世界中で食料の争奪戦になります。

コロナのワクチン争奪戦と全く一緒なのが容易に想像できます。

しかし、どんな時代であっても真のミニマリストは雑草のように強く逞しく自分らしく生き抜いていくでしょう。

そして、その先にある「夢」をきっと叶えるのです。

がんばれミニマリスト。

天童市にある山形県総合運動公園を散歩中↓