
カセットボンベとカセットコンロそれぞれの使用期限
私は「気候変動による地球寒冷化」及びそれに伴う「地球規模での食糧危機」に備えるプレッパー。
世界規模での有事の際でも、家族が2年間生き延びられるよう、飲食料品・日用品をローリングストックしています。
中には、前回のブログで述べたように賞味期限切れの「くだもの缶詰」が爆発してしまった失敗談もあります。
賞味期限が切れたら、食べられないのか?
使用期限が過ぎたら使えないのか?
今回は、ジョン・粉流の視点で賞味期限や使用期限について考えたいと思います。
岩谷産業のカセットガスストーブ マル暖 ↓
まず、この冬を迎える前に私には気がかりなことがひとつありました。
それは、長年の間備蓄していたカセットガスボンベが、製造されてから8~12年も経過していたことです。
【注目‼】
産業・家庭用ガス専門商社「岩谷産業株式会社」によりますと、カセットボンベは製造から約7年を目安に使い切ることが推奨されています。
また、カセットコンロは製造から10年を目安に買い替えることが推奨されています。
理由は、カセットコンロとカセットボンベには、ガス漏れを防ぐためゴムの部品が使われており、ゴムは年月の経過につれて劣化していきます。
未使用でも劣化は進みます。
トンネルを抜けると、そこは豪雪地 ↓


カセットガスストーブの購入検討とジョン・粉の最終手段
製造されてから8~12年が経過したカセットボンベ缶には、微妙に錆が付き始めていましたが、目立った錆は無い状態。
カセットボンベを消費するために積極的に調理を試みましたが、大量のカセットボンベを前に消費が追いつかず、カセットガスストーブの購入を検討しました。
しかし、カセットコンロを「調理のために使用」から「暖房のために使用」と発想を変えたところ消費が一気にすすみました。
途中から新品の3台目カセットコンロを投入。実は4台目も未使用のまま保管してあるのです。
こうして冬もそろそろ終わりに近づいてきた2025年2月末、我が家のカセットボンベ問題は間もなく解決されそうです。
我が家で備蓄していたカセットボンベは、2016年10月31日製造「火子ちゃん」株式会社TTS 韓国製、2012年3月19日製造「ファミリーカセットボンベ」太陽産業株式会社 韓国製。


使用できないカセットボンベのガス抜き方法
万が一、使用できないと思われるカセットボンベを発見して処分したい時は、屋外の風通しの良い場所で、周囲に火の気がないことを確認してからキャップをとり、先端を下向きにして、コンクリートなど硬い所に押し付けます。
すると、液体状のガスが「シュー」と出て、気化していきます。
ガスを出し切ったら、ボンベを振って「シャカシャカ」と音がしなければ、ガスが抜けて空になった状態です。
音がする場合は、空になるまで出し切るようにします。
浜名湖食品うなぎ蒲焼缶詰5缶セット ↓


備蓄に必要なカセットボンベとカセットコンロ
私は東日本大震災を経験したひとりとして、またプレッパーのひとりとして、カセットボンベとカセットコンロの必要性は十分わかっているつもりです。
それでも「安全性」、「ガス漏れ」、「使用期限」などの言葉を聞くと私でも少々不安になるものです。
実際、今シーズン積極的にカセットボンベを消費したのもその影響があるからであり、カセットコンロを使用する際には、火事にならないよう細心の注意を払っています。
何となく危険だからカセットボンベの備蓄を控える方もいるでしょう。
しかし、私はカセットボンベの大量消費で備蓄のありがたみを再認識することができました。
強炭酸 ウィルキンソン 500ml 24本 ↓
新品のカセットボンベを購入したら、ローリングストックで計画的に消費と補充を繰り返していきたいと思います。
カセットボンベの事故例を検索しても古いガス缶を使用して事故が発生したものは出てきませんでした。
事故例のほとんどは、カセットコンロの誤った使用方法によるものでした。
次回のブログは、カセットボンベ以外の日用品や飲食料品の賞味期限について予定しています。
例えばパスタ、切り餅、飲料水、乾パン、使い捨てカイロ、石鹸、トイレットペーパーなど。
お楽しみに!
ジョン・粉の備蓄 レトルトカレー ↓

ジョン・粉 おすすめ山形県産長期備蓄米↓
お洒落で素敵なカセットコンロ ↓
排雪作業中の添付写真は山形県肘折温泉にて撮影。豪雪地帯で有名ですが、最強寒波襲来中でも温泉街の主要道路はきれいに除雪されていました。そこには人々の暮らしと人々の知恵がありました。
ジョン・粉

