
災害大国ニッポン 危機に備えて備蓄するプレッパー ジョン・粉
2023年5月、今月は日本各地で震度5弱を超える地震が6回と相次ぎ「地震多すぎ」と世の中をざわつかせています。
また、台風2号が発生。一時的に猛烈な勢いまで発達したこの台風は、沖縄の南の海上で停滞し、例年よりも早い梅雨入りと合わせて今後の影響が心配されます。
80億もの人々が暮らすこの地球において、私たちの国「日本」は諸外国と比べても自然災害が発生しやすいだけでなく、その被害額も大きな国です。
地震、台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、火山噴火など北から南の端までまさに自然災害の被害を受けやすい国「災害大国」です。
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自然災害がニッポンで多い理由 だから備える!
最初によく耳にするのが、この国は世界でも珍しく4つの地殻(プレート)が集まっている特殊な地域にあり、そのプレート運動の影響で地震や火山活動が活発であるということ。
そして、大陸とは別に周囲を海に囲まれている島国ニッポン。
その国土の多くが急峻な山地である為、河川の流れが急なうえに大河と比べて短く危険なのです。
また、国土の約70%が山岳地帯であり、土砂災害も起きやすい。気候が国内ほとんどの地域で温暖湿潤気候に属しており、梅雨と台風シーズンに大雨の影響を受けやすい。
平地が少なく、脆弱な地質が広く分布している中、経済の発展・人口の増加に伴い丘陵地や山麓斜面にまで住宅開発等が進展しています。
その結果、土地開発で河川や海岸、火山に接して都市や農地があるのです。
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プレッパー ジョン・粉が重要視する備蓄
私が食料品の備蓄を始めたのは東日本大震災前から。
震災後に幾つもの商品がお店の棚から消え、その重要性を再認識しました。
私は10年以上前から、薄々このように異常気象が頻繁に起こるかもしれないと思っていました。
もっと言えば、この先は今よりさらに状況が悪化すると思っています。
太陽活動の変化が間違いなく気候に大きく影響しているとする論文が発表されており、ある専門家によると、数年後に活動低下のピークを迎え、それが何十年も続くと予想されています。
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生活物資を備蓄するプレッパーの時代へ
「プレッパー」という言葉をご存知でしょうか?
自然災害や経済恐慌などで発生するカタストロフィ(破滅)に対処する為、生存術や物資の備蓄、避難訓練などに日常的に取り組んでいる人のことで、中央政府や地方自治体の公的支援を当てにせず、自力で生き延びる事を信条としています。
気温の寒暖差が激しくなり、異常気象や荒れた天候が続き、世界中で穀物や野菜が育ちにくくなったら……。
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平成の米騒動に学ぶ備蓄の重要性
想像してみてください。
1993年、日本のお米がたった1年不作になっただけで、あれだけの騒動です。
あの年は、他の国からお米を輸出してもらえたので、翌年には平和な日常が戻ってきました。
しかし、世界中が毎年のように悪天候に見舞われ、農作物に甚大な被害が及んだら……。
農作物を輸出している国々が、国民の命を守るために輸出を禁止したら……。
一体、誰が私たちを助けてくれるというのでしょうか。
ちなみに、国が備蓄しているお米は100万トン。
1993年の米騒動では最終的にアメリカ、中国、タイなどから合計250万トン以上のお米を緊急輸入しています。
あれから30年、再びコメ不足になった時、お金を払えばお米を輸入できるかどうかは分かりません。
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食料品の価格高騰で備蓄が役立つ
私が目指している食料品の備蓄とは、巨大地震や台風といった自然災害によって、数日~2週間程度の食糧確保を目指すものではありません。
気候変動や食糧危機、経済活動の崩壊などで長期的に食料品が手に入りにくくなった場合に備えています。
周囲からの支援や助けが期待できない状況下で、明日へとつなぐために備えています。
備蓄と言えば「非常食」との言葉が思い浮かびますが、長い人生の中でも非常事態というのはなかなか経験しないものです。
結果、備蓄していたつもりが気付いた時には賞味期限切れなんてことになっているのではないでしょうか。
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いまや、備蓄の主流はローリングストックです。
これは、普段の生活で消費しているものを多めに在庫して、使った分を補充するという考え方です。
普段から食べ慣れているものなので、いざ食べてみたら美味しくなかったということにもなりません。
特売日に買っておけば、物価高騰対策にもなり経済的でもあります。
イメージとしては、家の中を自分だけのスーパーマーケットにしてしまいます。
食料品に限らず、生活必需品などの日用品をストックするのにも共通している備蓄方法です。
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ローリングストックで備蓄する飲料水と代替品
まずは飲料水です。
普段は水道水で問題ないのですが、長期間の断水を想定すればやはりミネラルウォーターのローリングストックが効果的です。
これは生命保険料だと思って出し惜しみをしないでください。
あなたの命の価値は?砂漠を旅する人が、水を粗末にしますか?
そのくらい大切です。ちなみにミネラルウォーターの賞味期限は、品質劣化というより「計量法」に基づく安心期間。
未開封のボトルなら、賞味期限の日付を省略できるくらい賞味期限が長いのです!
もう飲めないものだと決めつけて捨てないでください。
その1本があなたの大切な命を救うかもしれないのです。
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それでも賞味期限が気になる方は、ミネラルウォーターと並行して水分摂取できる代用品を増やしましょう。
例えばジュースやお茶、栄養ドリンク、エネルギー補給ゼリー、みかん缶詰の汁など。
ミネラルウォーターは2リットルのペットボトルが経済的におすすめです。
私は6本入りの箱を積み重ねています。
賞味期限が見える方を正面にして、古いものから順番に使用していきます。
2箱減ったら、2箱買い足しの繰り返し。これが、結構重くて大変なのです。
衣装ケースの裏にも備蓄するジョン・粉 ↓


プレッパー ジョン・粉が家中の飲料水と水分を集めてみた
せっかくのいい機会なので、3人暮らしである我が家の水分備蓄を計算してみました。
2000ml×6本のミネラルウォーターを30箱=360リットル
箱買いしている嗜好品アルコール飲料など350ml×24本を2箱、缶ジュース250ml×30本を2箱=合計32リットル
500mlペットボトル飲料が60本=30リットル
栄養ドリンク100ml×50本×5箱=25リットル
180mlミニ缶ドリンク56本=10リットル
ゼリー飲料20個=3.6リットル
みかん、グレープフルーツ、パイナップル、桃などのフルーツ缶詰約300缶=約100リットル
結果は合計560リットルでした!

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飲料水備蓄プラス雨水利用で限界突破!
私は飲料水として利用できる井戸水や湧き水が近所にある人、ろ過装置がある人が羨ましいです。
しかし、残念ながら我が家にはこれらがありません。
この地球上には水道のない地域が多くあり、雨水や雪解け水を溜めて生活用水に使っています。
これらの水はいざという時、沸騰させることにより飲料水として飲むことができるのです。
できればコーヒーに使うフィルターなどでろ過することをおすすめしますが、そうでなくてもとにかく飲めます。
煮沸させるのに必要なのが、これも長期間のインフラ崩壊を想定すればカセットガスコンロや石油ストーブ、薪ストーブなどが効果的です。
雨水の集め方ですが、生活用水であれば一軒家の雨どいに集水器を設置するのが一番効率よいのでしょうが、飲み水用となれば話は別です。
雨が落ちるところに容器を置いておくのが最も手軽だとおもうのですが、実際にやってみるとなかなか溜まりません。
きれいなブルーシートを活用すれば少し集めやすくなるかもしれません。これらの実験結果はまた別の機会に。

A4サイズの箱は本棚にしまっておける ↓
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映画「シン・ウルトラマン」より
「そうか、総理の決断は各国も含めゼットン案件の真相は一切を公表せずか。このまま何もせず世界は何も知らないまま終わるのが一番のしあわせだということだな。それもよかろう。」納得のいく台詞。
ジョン・粉

