
元日の大地震 波乱の幕開けとなった2024年
2024年、元日。
自宅で寛ぐ最中、私のスマートフォンはけたたましいサイレン音を鳴り響かせ、緊急地震速報メールが届きました。
咄嗟にテレビをつけると、程なくして津波警報が出されたことを伝えています。
更に、その津波警報は大津波警報へと変わりました……。
16時10分頃、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の大きな地震で志賀町では最大震度7を観測し、その後も大きな余震が続いています。
被災地での犠牲者は100人を超え、甚大な被害となりました。
人々の生活に必要なライフラインが寸断され、今なお影響が続いています。
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災害時の避難所とは一般的に学校の体育館や公民館などが割り当てられる
地震に関する様々なニュースが飛び込んでくる中、私が気になったのは「避難所」に関すること。
【注目‼】
避難所とは災害のため自宅で過ごすことが困難になった時、一定の期間、共同で避難生活をする施設や場所のことです。
一般的に学校の体育館や公民館などが割り当てられます。
阪神淡路大震災や東日本大震災を経て、避難所の在り方や問題点はこれまでに数多く検討されてきました。
近い将来に起こるだろうと言われている首都直下地震や南海トラフ地震では、より快適な避難所になるよう、様々な試みやアイテムが開発されています。
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国の支援に頼る一方で今回も続々あがる避難所からの悲痛な声
しかし、今回の地震でも避難所生活は大変厳しいものとなっているようで、悲痛な声が報道されています。
・「水が不足している」「食器が洗えない」
・「毛布が足りない」
・「停電と断水が続き、食事もままならない」
・「救助物資が届かない。子どもが丸3日、何も食べていない」
・「おむつが足りない」「ミルク用のお湯は…」
・「薬がほしい」
・「体調不良を訴えて救急車で搬送される人が増えてきた」
・「ずっとお風呂に入っていない」
国の支援に頼るのですから「贅沢を言えない」と我慢する一方、「国民として税金を払っているのだから、もっと迅速な対応をしてほしい!」との不満もあるでしょう。
では、一体どのような不満やストレスが避難所生活ではあるのでしょうか。
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避難所生活の問題点
まず、今回の地震ように揺れが大きいと停電や断水が発生します。
すると、水道やトイレが使えなくなりますが、トイレは我慢できるようなものではありません。
結果、共同で使用する避難所のトイレは、予想を超える酷い状態になってしまうでしょう。
そして、手洗いが十分にできないことにより、感染症など衛生面の問題が出てきます。
また、大勢での共同生活になるので、個々の支援ニーズに合った生活ができずに困ります。
赤ちゃん、高齢者、障害者、国籍が違い文化も違う人、持病がある人、アレルギーがある人などがストレスをより強く感じるでしょう。
プライバシーや防犯問題も数多く報告されています。
そもそも、被災者数が想定を超えれば、避難所崩壊も考えなければなりません。
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避難所内の環境を自分たちで改善して整える
大規模災害になると、必然的に避難所生活が長引くことになります。
そうした場合、避難所内の生活環境を整えるような行動を被災者同士がその場で話し合った上、自分たちで改善していかなければなりません。
例えば子供や高齢者が生活しやすい避難スペースに変更できるか、食事をどうやって配るか、掃除をどのようにしていくかなどです。
まあ、あまり気負わずに「自分ができることは何か」を見出し、自然と役割をもつようになるのだと私は考えます。
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増加する在宅避難志向とそのメリット
災害時に不安を抱えた人にとって、避難所生活は人が多くて安心できるかもしれませんが、それでも何かと不便なもの。
自宅が壊れていなければ「在宅避難」をおすすめします。
在宅避難とは、災害が発生した際、自宅が安全であれば避難所に向かわずそのまま自宅で避難生活を送る方法です。
在宅避難のメリットは以下の通りです。
・プライバシーが守られる。
・布団や衣類で暑さ寒さ対策が容易
・感染症のリスクが減る
・普段通りに過ごしやすい
・ペットと一緒に生活できる
・空き巣被害に遭う心配がない
在宅避難のデメリット
・物資の補給が難しくなる
・最新の情報を得にくくなる
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私の場合、災害が原因となって在宅避難をするわけではありません。
しかし、最悪の事態に助けが来ないことを想定して飲食料品や日用品などを備蓄しているが故に「プレッパー」と呼ばれるのでしょう。
未曽有の天変地異に、どうやって生き残り、どうやって守るか。
台風被害が少ないこの地で、津波が押し寄せてこないこの内陸地で、耐震基準を満たしているこの家で、私の在宅避難は、既に始まっているのです。
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「トラッキング火災」とは、電気コンセントにプラグを長期間差し込んだままにしておくことで隙間に埃が溜まり、湿気を帯びると通電して発火する現象。
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