
2025年4月28日 スペインとポルトガルで大規模停電発生
スペインとポルトガル、南フランスの一部で4月28日昼頃に大規模な停電(ブラックアウト)が発生しました。
スペイン現地時間の4月28日13時33分、15ギガワットというスペインで消費されていた電力の60%に相当する電力供給がわずか数秒で途絶え、スペイン全土の電力網が崩壊したのです。
スペイン政府は非常事態宣言を発令し、電力の復旧に努めた結果、両国ともその日のうちにほぼ全土で復旧しました。
しかし、この大規模停電で影響を受けたのはイベリア半島全域で約6000万人と大変なものでした。
ジョン・粉 愛用 防災ラジオ ↓
うわ!ドライブ中に道路の崩落個所発見 ↓

寒河江市 さくらんぼの花が咲きました ↓

スペインでの大規模停電で一体何が起きたのか
空港や鉄道の駅では、相次ぐ欠航やダイヤの大幅な乱れが続き、翌日になっても混雑が続きました。
道路の信号機は全て消え、警察官が車や歩行者を誘導。
スペインの首都マドリードにあるターミナル駅のアトーチャ駅では、列車の出発や案内を待つ観光客や地元の人たちで溢れかえり、駅構内の床で毛布に包まり寝転がる姿がみられました。
また、電車やエレベーターの中に何時間も閉じ込められるなどの影響もあったということです。
さらに停電が発生した時は、電話が通じなくなり、インターネットも動かなくなったので何の情報も得ることができなかったというから余計不安になります。
病院や銀行、学校、オフィスなどの社会インフラも大混乱になりました。
スペインでは停電中に発電機を使用した高齢者3人が、一酸化炭素中毒の疑いで死亡したことを明らかにしました。
洗える防災 ブランケット ↓
停電になれば断水の可能性あり。湧き水 ↓

電気に依存する私たちがスペインでの大規模停電に学ぶ備え
停電の情報を得られなくなった多くの市民がお店の行列に並んで買い求めていたものがラジオでした。
この大規模停電は発生時刻が昼頃だったので暗くなるまで時間の余裕がありましたが、もしこれが夕暮れ時であったならスペイン国内全土でパニックが起きていたかもしれません。
そう考えるだけで、私はゾッとします。まさに「備えあれば憂いなし」ですね!
停電に対する備えがあれば、突然の停電でも暗闇が長期間続いてもとりあえず落ち着いていられるのです。
自然災害、太陽フレア、火力発電所の老朽化、戦争……。
電気に依存している私たち現代日本人が今のうちに備えられること、それはその人その人によって多少の違いがあると思いますが、停電になってもなるべく自分が困らないようにするための想定と備える行動力は「善は急げ」なのだと思います。
新緑がきれいに芽生えてきた公園で休憩 ↓

原因の究明が急がれるスペインでの大規模停電
停電発生当初はサイバー攻撃の可能性もあると報道されましたが、これはその日のうちに否定されました。
スペインの送電網を管理している企業は、ヨーロッパからの電力供給を受けることができるフランスとの送電線の接続が失われたことが関係しているとしていますが、停電の詳しい原因は現時点でわかっていません。
スペイン政府は調査委員会を立ち上げると発表し、サイバー攻撃などあらゆる可能性を排除せずに原因の究明を進める方針を打ち出しています。
停電の原因が何にせよ、できる備えはできるうちにしておきたいものです。
桜の季節もそろそろ終わりです ↓


ビリヤニって 食も進化する! 100食分 ↓
デザイン的な和ろうそく燭台 しょくだい ↓
アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領、2期目の大統領就任から100日が経過。世界中を巻き込むその一挙手一投足が注目される中、相互関税による経済への影響やロシアによるウクライナ侵攻問題も含めて、今後の世界は一体どうなるのだろうか。北朝鮮軍がウクライナ戦争に参戦したことを認めている!世界恐慌や第三次世界大戦は回避できるのか。もはや、最悪な事態だけは回避して欲しいと願うばかり。
ジョン・粉