
全国各地で相次ぐクマ被害が前例のない多さ
全国各地で出没が相次ぐクマ。
【注目‼】
山里だけでなく、住宅街でも頻繁に出没するように変化したことで、私たちの日常生活が突如脅かされるようになりました。
山形市の公式ホームページでは「ツキノワグマの出没に警戒してください!」との注意喚起が行われています。
同ホームページでは以下の内容も表記されています。
「山形市内でのクマの目撃件数が、昨年度同時期の約40倍に増加しています。例年とは異なる危険な状況ですので、山やその周辺には近づかないでください。」
環境省は、2025年4月から9月のクマ出没件数が過去最多の2万792件であったことを発表しました。
また、環境省は4月から9月末までのクマによる人身被害が全国20道県の99件108人に上り、過去最悪ペースであることを発表しました。
現在、人身被害が最も多い県は秋田県。次いで岩手県、福島県と東北地方の被害が目立ちます。
そして、農作業中の被害が相次いでいます。
現在のクマ騒動は、明らかに異常でこれまでの常識では考えられない未知なるステージに突入していると言えるでしょう。
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クマ被害の主な原因はブナの実大凶作と環境の変化
では、なぜ全国各地でこれほどクマが出没しているのでしょうか?
今年のクマ出没件数は、過去の出没件数とは比較にならないダントツの多さです。
この40年間でクマの生息域が広がっていることもありますが、今年のクマ騒動は異常です。
市街地や学校、商業施設、県庁、空港にまでその姿を見せているのですから……。
東北森林管理局は、ツキノワグマの主な食料となるブナの実が2025年秋、東北地方で「大凶作」であったと発表しました。
冬眠に備えるツキノワグマにとって、ほとんどの調査個所でブナの実が少ないどころか結実していないことが目視で確認されたということは、餌を求めて山から出るほか生きる術がないほどクマたちも追い詰められているのです。
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近年続く異常気象は、私たち人間の生活だけでなくクマやほかの動植物にも影響を与えているのです。
クマの出没が増えたもうひとつの理由は、環境の変化にあります。
これは、里山を含む農山村地域において人口の減少や高齢化などに伴い、耕作放棄地が増え土地が荒廃することでクマや鳥獣の生息域が広がり、人間との距離が近づいたとも言われます。
都市周辺の森林に住むクマは「アーバンベア」と呼ばれ、人間と接触する機会が増えるので人間を恐れなくなり、私たちの生活圏にいとも簡単に侵入し被害を与えてしまうのです。
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新たなクマ被害対策「緊急銃猟」と自衛隊の派遣
全国各地でクマの出没が相次ぐこの異常事態を受けて、国が動きました。
「改正鳥獣保護管理法」の施行に伴い、2025年9月1日より緊急銃猟が可能になりました。
緊急銃猟とは、クマやイノシシ等の危険鳥獣が市街地等ヒトの生活圏に侵入した際、一定の条件を満たした上で市町村長の判断により銃を使用しての駆除が可能となる制度です。
また、自衛隊の部隊を派遣することも行われ、現在、クマ被害の対策は急ピッチで見直されています。
一方、私たちにできることは……。
一番望ましいのはクマがいそうな場所に近づかないことなのでしょうが、山形市の公式ホームページでは
・「取り残しの果実などを放置しない」
・「クマの目撃情報があったところでは、早朝・夜間の不要不急の外出を控える」
・「クマのいる可能性のある場所に行く際は、ラジオなどを活用し、人の存在をクマに知らせる」
などとあります。
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また、もしクマと出会ったら
・「子グマの近くには母グマが居る可能性があるため、子グマを見たらできるだけ早めに遠ざかる」
・「遠くにクマが!⇒急に大声をあげたりせず、落ち着いて静かにその場を立ち去る」
・「近くにクマが!⇒背を向けず、クマを見ながらゆっくり後退する」
・「至近距離で突発的に遭遇⇒ダメージを最小限にするため、防御姿勢をとる」
と書かれてあります。
ここでの防御姿勢とは重大な障がいや致命的ダメージを最小限にとどめるために「両腕で顔面や頭部を覆い、直ちにうつ伏せになるなどの姿勢」とありますが、実際にクマを目の前にしてそれができるか、正直私にはわかりません。
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万が一、クマに遭遇してしまった時のクマ撃退スプレー
クマ撃退スプレーは効果が認められていますが、対クマ用ではなく対ヒト用の偽物が出回っているので確かなものを購入することが大切です。
また、クマよけ鈴は梵鐘型の「チーン」という音が鳴るものでなければなりません。
「ガラガラ」と音がする商品では音が広がらず、クマ除けの効果がない場合があるといいます。
ラジオの音量を上げる、爆竹を鳴らすのは効果があります。
強力な光を当てることで、クマの動きが止まることもあります。
昔の人は、犬を放し飼いにしてクマが人里に近づかないようにしていました。
また、普段山に一人で入ることはなく、それでも鈴は必需品だったそうです。
高値で取り引きされたクマの毛皮や薬になる胆嚢は、当時の猟師たちの間でも必要とされ、多くのクマが狩られていました。
昔の人たちの捕獲行為で本来臆病なクマは集団で狩りをおこなう人間を恐れ、人間に対しての警戒心を強くもっています。
故に現在のクマ被害が多発している状況は異常と言えるでしょう。
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クマなどの危険動物と共生するプレッパー的な発想
常に最悪の状況を想定するプレッパー。
終末的な世界が到来し、経済社会が崩壊すると仮定すれば、弱肉強食のサバイバル生活が始まります。
クマの特徴、習性、撃退方法などを平和な今のうちに私たちが学んでおいて損はありません。
北アメリカには「グリズリー」と呼ばれるヒグマより大型なクマが生息しています。
そして、危険な動物はクマ以外にもたくさんいます。
生活圏内に生息する危険な動物、昆虫と共生することがプレッパー的な発想で、サバイバルには必要なのだと私は考えます。
映画「プレデター:バッドランド」狩られてたまるかの世界のように。
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ロシアのウクライナへの侵略戦争は終わらない。いや、終わらせることができない。戦争終結に向けたアメリカの提案も結局は実現する見込みがなく、ポーランド軍最高司令官は「ロシアはすでに戦争準備段階に入っている」とポーランドがロシアとの戦争前夜であることを発言し、警戒している。ポーランド国内では、11月16日に鉄道で爆発による破壊工作がおこなわれ、捜査中である。
ジョン・粉
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