
2024年 令和の米騒動と言われる日本全国でのコメ不足
2024年8月、一部のスーパーマーケットなどでは「おひとり様1点まで」とコメの購入に制限がかけられたり、アメリカ産米やベトナム産米を置いて対応を行ったりなどしている店があります。
【注目‼】
そう、今コメが各地で品薄状態となっており、価格が高騰しているのです!
私とSNSで繋がっているフォロワーさんからも「店頭にコメが並んでおらず、困っている」との声が聞こえてきます。
確かに今年の6月頃からこうしたコメ問題は起きていました。
今ではテレビのニュースでも「コメ不足」の話題が放送され、私たちにとって身近な問題であることに気付かされます。
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農林水産省の発表によりますと、2024年6月末の米の民間在庫は156万トンで、比較可能な1999年以降で最少、つまり過去25年間の中で最も少ないのです。
平成の米騒動以来、こんな価格上昇は今までなく、通販で販売中止が相次いでいるのも事実です。
一体、これは「令和の米騒動」なのでしょうか。
私が暮らす地域では、店によって一部の商品に欠品があるものの、普段から買っている主力銘柄のコメは全く問題なく購入できる状態なので「米騒動」と言われると違うのかもしれません。
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地方でも高まるインバウンド需要 ↓


令和の米騒動 コメ不足の主な原因
それでは、どうしてこのような状況になってしまったのでしょうか。
原因は複数考えられますが、2023年の猛暑でコメの品質が低下、全国の1等米比率が大きく下落しました。
高温や渇水で白未熟粒が増えたのです。
さらにコロナ禍の収束と共に外国人旅行客が急増し、日本食のインバウンド需要も大幅に増えました。
そして、食料品の値上げが続く中、パンや麺類から値上げを抑えてきたコメに切り替える動きが進んだようです。
結果、現在は需要と供給のバランスが崩れた状態で価格も高騰してしまいました。
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細長いタイ産米の登場!記憶に残る平成の米騒動
米騒動と言えば、1993年「平成の米騒動」を思い出しますが、現在の米騒動はその再来となるのでしょうか。
結論を述べれば、答えは「ノー」
坂本農林水産省大臣は、6月12日の閣議後の記者会見で
「一部の店舗で特定の銘柄の欠品があるが主食用米の需給がひっ迫している状況ではない。消費者の皆さんには安心してもらい、普段通りに買い求めていただきたい」と呼びかけていました。
8月8日、米穀データバンクの発表によりますと、2024年産のコメの作況指数(平年=100)が全国で「平年並み」の101となるとの予測。
大雨被害を受けた秋田と山形や日照不足があった新潟など32都道府県が99~101の「平年並み」となっていますが、山形と秋田の大雨被害については「現時点で把握できる範囲で作付面積に反映させた」としているので、今後数字の変動がある可能性もあります。
東京都内にある某有名スーパーマーケットでは、九州で新米が流通し始めたことを受け8月9日に購入制限を解除しました。
今後、全国のスーパーマーケットでも商品棚にコメがいっぱい並ぶことを期待します。
日本の職人が作る鉄製フライパン ↓
ここでは慌てなくても購入できるコメ ↓


激化する傾向にある異常気象とコメ。そして迫りつつある食糧危機
ここで、私が「期待します」と述べたのは、この秋に新米が十分収穫されるか否かはまだ分からないからです。
台風の発生と大雨の影響、南海トラフ地震臨時情報が発表された8月8日発生の日向灘での地震、いつ噴火してもおかしくない富士山、拡大する戦争。
不安要素はしばらく続きます。仮に本当の米騒動、食糧危機、飢饉が突然発生してもパニックにならないよう、普段からの備えをできる限りしておきましょう。
山形県 7月の大雨による農業被害は甚大 ↓

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車中泊に便利なキャンプマット ↓
全国的に猛暑が続く2024年夏。私も「今年の夏は暑くなる!」と覚悟していましたが、山形市で最高気温が35℃を超えたのは、8月6日の35.1℃ これ1回だけなのです。
ジョン・粉

