急増する豪雨災害

昭和の日本に生まれ育った私にとって、最近の夏の暑さは異常です。

台風や前線による大雨で河川が氾濫する様子は全く珍しくなくなりました。これも異常です。

東北地方に住みながら、大寒の時期に雪でなく雨が降るのも異常です。

穀物や野菜、果物などが成長しない、実らない、病気になる、枯れる、腐るなど日照不足や冷夏で米や野菜の生育に広範囲で影響が出たら異常です。

とにかく、異常気象とは通常と異なる気象の総称です。

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気象観測 たった150年

但し、日本で気象観測が始まったのは明治5年、1872年からで、まだ150年すら経っていません。

観測史上最高と言われると、なんだか地球誕生から今までで、私たちの時代が一番酷くて地球ヤバいんじゃないかと錯覚してしまいます。

親からも、祖父からも聞いたことがないから今の状況はヤバい……と。

ちょっと、待ってください。本当にそうでしょうか。

私たちや親が経験していなければ確かに異常です。

しかし、地球の歴史からみれば100年などあってないようなものです。千年や1万年も大差ありません。

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本当は現在も氷河期

少しイメージしづらいかもしれませんが、現在は「氷期」と「氷期」の間に挟まれた、比較的穏やかで過ごしやすい「間氷期」と呼ばれています。

すなわち、氷期も間氷期も合わせて「氷河期」に分類されているので私たちは「氷河期」の中で生活していることになります。

寒さの耐え難い「氷期」は10万年続き、1万年の「間氷期」の後に、また10万年の「氷期」がやってくるサイクルを繰り返しています。

人類は暮らしたことがありませんが、南北極地の大陸氷床や高山の氷河が全て解けてなくなった時代もありました。

この時代だけはどこにも氷河がないので「氷河期」と言わないのです。

もちろん、人間の影響で氷河が解けたわけではありません。

何しろ、前回の氷期が終わってから1万2千年位しか経っていないのです。

縄文時代が終わったのは、約3千年前とされています。

1万年の間氷期(縄文時代から現在まで)はそろそろ終わりに近づいてきているのかもしれません。

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ミニ氷河期に備える

さらに、ミニ氷河期。小氷期とも呼ばれ、およそ370年ぶりに太陽活動が長期間弱くなった時代があったと知られています。

しかもその時、太陽にあらわれた変化と同じような変化が現在観測されているのです。

その時代の異常気象と思われる文献などは数多く残っています。

梅雨から夏、夏から秋雨あたりの天候不順の記録が多く、その時期や前後の天候がかなり荒れていた印象となっています。

夏らしい夏は無く、当時の技術で農作物を育てることはかなり難しかったでしょう。

現在、水の管理や品種改良がされているとはいえ、日照不足になれば農作物にとって致命的であります。

それが、毎年のように続くとなると尚更苦しくなります。

次回は、近年どのような異常気象があったかを少しだけ振り返ってみましょう。

お楽しみに!

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