
東日本大震災に学ぶ
車や家屋を押し流し、内陸の奥まで押し寄せる大津波の映像をみて「こんなのあり得ない!ウソだろ!」と私を含め、多くのひとがそう思ったのではないだろうか。
震災の被害が想定外では済まされない。
私や多くのひとが、過去にも同じような大地震があったことを知らなかっただけ。歴史は繰り返される。
新型コロナ禍に学ぶ
・マスク、トイレットペーパーなどの品不足が突然やってきた!
・開店前の店で長蛇の行列、販売個数制限、値段の高騰!
正直言って私はどれも勘弁してほしい。
これが食料品全般だったら。想像するだけで恐ろしいことだが、世界各地では実際に起きている。
保存食、例えばスパゲティの賞味期限は製造日から約3年。3年後には販売価格が10倍になっているかもしれない。
3年後、そもそも異常気象による小麦の不作で買いたくても手に入らないかもしれない。製造や物流が突然ストップする危険もある。

昔の人に学ぶ
大きな災害が発生すると、停電や断水になることがある。
昔なら水は井戸水、暖房は囲炉裏や火鉢、灯りはロウソク、農作業は牛や馬。
便利な世の中に頼りすぎるのは危険なこと。アウトドア生活を少しだけでも取り入れてみてはどうだろうか。
これが結構楽しい。人々の暮らしは電気や水道が無くても、昔から続いている。
歴史に学ぶ
天明飢饉之図、「天明の飢饉」が記録されている絵画として有名。過酷な飢饉を耐え忍ぶ民の様子が記録されており、いわゆる人肉食の様子が描かれているとされている。
寒冷化で大凶作が続きこのような状況下になったとの指摘もあるが、よく確認すると、人々は大変暑そうな様子だ。猛暑にも耐えているように見える。
ほか、マウンダー極小期の時期と現在の状況が、非常に酷似している。
第二次世界大戦で敗戦した日本国内では、多くの国民が飢えていた。

自然界に学ぶ
越冬するクマやリス、アリなどの生き物たち。自宅をこれらの巣だと思うべし。在宅避難に必要なものは、とにかく物資の備蓄。
大災害の中では、これらの備蓄が必ず役に立つ。越冬する自然界の生き物たちにとって、備蓄こそ生死を分ける大切な鍵。
秩序が無くなれば弱肉強食の世界。経済破綻、国家破綻、秩序崩壊、インフラ停止などが起これば暴力がはびこる世界になりえる。
残念ながら東日本大震災後も治安が悪化し、空き巣が横行した。防犯対策しっかり!
ハイパーインフレの後、お金は全く役に立たず紙切れ同然。必要なものとの物々交換になるだろう。
映画をみて学ぶ
現実ではなくても映画をみて仮想体験をすることは、いざという時に役立つ。
…氷河期映画の決定版。生き残るためのヒントがあちこちに。
「サバイバルファミリー」
…小日向文世 主演。終末的な日本の様子をコミカルに描く。
「チリ33人 希望の軌跡」
…実話をもとに作られた救出劇。水・食料の大切さがよくわかる。
「宇宙戦争」(2005年版)
…トム・クルーズ 主演。家族を守るために彼がとる行動は見物。
「コンテイジョン」
…まるで新型コロナ禍を予見していたかのような作品。
買い物をするときは、買い占めを考慮しながら計画的にコツコツと行う。
賃貸住宅、ハザードマップ該当の方は可能な範囲でやろう。賃貸住宅は、引っ越しがあれば荷物が多いのは大変。ハザードマップ該当は、せっかく備えても災害に遭ったら水の泡。